何が変わったか

この一覧の見方

IT・ソフトウェア業では、受託開発や外部の技術者への委託、顧客データの取扱い、テレワークや副業を認める働き方が重なります。ここでは、関わりのある法改正と指針を分野ごとに並べ、詳細は各法改正コラムで扱います。

会社が備えること

外注と受託取引のルール

  • 2024年11月1日から、フリーランス法が施行されています。従業員を使用しない個人などに業務委託をしたときは、直ちに書面または電磁的方法で取引条件を明示するものとされています。報酬の支払期日は、給付を受領した日から起算して60日以内のできる限り短い期間内で定めることとされています。1か月以上の業務委託では、7つの行為が禁止されています。詳しくはフリーランス法をご覧ください。
  • 2026年1月1日から、下請法は中小受託取引適正化法(取適法)になりました。資本金の基準に該当しない場合でも、従業員数の基準に該当すれば適用対象とされます。手形払いの禁止や、価格協議に応じずに一方的に価格を決定する行為の禁止も加わりました。詳しくは取適法をご覧ください。

業務委託の取引条件を明示

IT業務の発注者が、開発する画面の見本と取引条件をフリーランスに示す場面。
業務委託をしたときは、直ちに書面または電磁的方法で取引条件を明示します。

顧客データと社内情報の管理

  • 2022年4月1日に全面施行された改正個人情報保護法により、一定の漏えい等が起きたときは、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務になりました。詳しくは個人情報の漏えいは報告と本人通知が義務ですをご覧ください。
  • 2024年4月1日から、改正不正競争防止法が施行されています。限定提供データは、業として特定の者に提供する情報として電磁的方法により相当量蓄積され、管理されている技術上・営業上の情報を指すとされています。詳しくは営業秘密とデータの保護が広がりましたをご覧ください。

テレワークと副業の多い職場

  • 2021年3月25日に、厚生労働省はテレワークのガイドラインを改定しました。労働時間の把握、中抜け時間、費用負担、安全衛生などの留意点が示されています。詳しくはテレワークの労務管理をご覧ください。
  • 2022年7月8日に、副業・兼業の促進に関するガイドラインが改定されました。すべての事業主について、副業・兼業の取組を公表することが望ましいとされています。詳しくは副業・兼業ガイドラインの改定をご覧ください。
  • 2024年4月1日から、労働条件明示のルールが変わりました。就業場所・業務の変更の範囲等が明示事項に加わっています。詳しくは労働条件明示のルールが変わりましたをご覧ください。

テレワークの労働時間を把握

自宅の作業机で働く従業員が、作業を区切って労働時間を記録する場面。
労働時間の把握、中抜け時間、費用負担、安全衛生などの留意点を確認します。

出典