意味
反社会的勢力は、暴力団対策の分野で、企業との関係遮断を扱う場面で使われる語です。警察庁の「暴力団対策」のページには、この語の定義を書いた箇所はありません。
同ページは「企業の暴力団対策」の項目で、暴力団対策における企業と警察との連携と取組の情報を掲載しています。その調査結果として、2024年度の「企業(特定業種)を対象とした反社会的勢力との関係遮断に関するアンケート」が挙げられています。
暴力団に関わる法律として、同ページは「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」を取り上げています。この法律に関する資料として、都道府県暴力追放運動推進センターの認定の審査基準と、全国の適格都道府県センターの一覧が掲載されています。
会社が備えること
この語は、取引先との契約書と、トラブルのときの相談先の確認で出てきます。
- 契約書:反社会的勢力の排除を定める条項に、この語が使われます。条項を置く理由は契約書の反社会的勢力排除条項は、なぜ入れるのですかで扱っています。
- 相談・通報の連絡先:同ページは、暴力団から被害を受けた、暴力団の違法な活動を知ったなどの相談・通報について、110番、各都道府県警察、暴力追放運動推進センター等に連絡するよう案内しています。
- 至急の案件:暴力団から被害を受けたなどの至急の案件は、110番、各都道府県警察に連絡するよう示されています。
- 債権回収会社:債権回収会社が必要な援助を申し出るときの連絡先も、同ページに示されています。
社内では、これらの連絡先と、契約書の条項の置き場所を担当部署で確かめておくことになります。
関連する改正
- 実質的支配者リスト制度:取引先の会社を誰が支配しているかを確かめる場面に関わる制度です。