意味
ビジネスメール詐欺は、英語の Business E-mail Compromise の略で、BECとも呼ばれます。情報処理推進機構(IPA)の特設ページは、巧妙な騙しの手口を駆使した偽の電子メールを組織・企業に送り付け、従業員を騙して攻撃者の用意した口座へ送金させる詐欺の手口と説明しています。取引先のメールアカウントを乗っ取り、正規のやり取りに割り込む手口もあります。
同じページは、ビジネスメール詐欺を騙す相手によって2つのパターンに分類できるとしています。また、メールのなりすまし等のサイバー攻撃の手法を用いつつ、巧妙に人を騙す手口であると述べています。警察庁サイバー警察局のサイトも、個別事案への対策の一つにビジネスメール詐欺を挙げています。
会社が備えること
この用語は、経理の送金手続、情報セキュリティの社内規程、社員への啓発で出てきます。IPAは、企業や組織の職員にこの詐欺の手口を知ってもらう必要があるとし、そのうえで「多層防御」の考えに基づいて対策を実施するよう求めています。
- 振込先の変更や急ぎの送金依頼を、メール以外の方法で本人に確認する手順を決めておくこと
- 社内研修や掲示に、IPAの啓発資料(レポート、A4版のチラシ、日本語字幕・英語字幕の動画)を使うこと
- 被害に気づいたときの連絡先として、警察庁が案内する相談窓口や都道府県警察の連絡先を控えておくこと
偽の口座に振り込んだ後の対応は、取引先を装ったメールで、偽の口座に振り込んでしまいました。取り戻せますかで扱っています。